スカイカンガルー号製作編：尾翼（その１）
-
水平安定板の図面を定板の上に置き，その上にサランラップを敷いて作業を進めます。まずは画像のように中央補強材，後縁材，翼端材を接着し，これを基準にします。
-
前縁材を接着します。
-
前縁材と後縁材の間の所定の位置にリブを接着します。
-
垂直安定板も全く同じ手順です。
-
ただし，この前縁材の上下位置は画像のように異なりますので注意して下さい。さらに，画像のV3の位置も異なります。なお，画像から見て取れるように，前縁にはあらかじめR加工が施してあり，V3が付く部分は平らなままという親切な構造です。
-
垂直安定板を接着するとこのようになります。下部の上下位置に注意なさって下さい。
-
垂直安定板の下部取り付け補強の三角材はあらかじめ前部分を画像のようになめらかに整形し，フィルムを貼って置きます。この時点では安定板および動翼にもフィルムが貼られています。フィルムの貼り方はプレイリー製作編を参考になさって下さい。
-
この補強三角材を所定の位置に，画像のようにピンで固定して，接着する部分のフィルムをカッターナイフで取り除きます。できれば，本体にまで深く切り込みを入れないようにしましょう。
フィルムを取り除いた後にあらためてこの三角材を接着します。
-
安定板および動翼にヒンジを差し込むための溝をカッターナイフで入れ，付属のヒンジを差し込んで位置を確認します。確認できたら，画像の状態で中粘度瞬間接着剤をヒンジに塗り，一気に差し込んで接着します。私の場合はヒンジに楊子を差し込んで完全固定はしません。どのみち両引きのワイヤーリンケージですのでこれで問題無いと思います。
-
最後に，動翼にキット付属のホーンを取り付けます。私の場合はあらかじめ中粘度瞬間接着剤で仮止めした後にキリでネジの通る穴をあけています。
